「非常用持ち出し袋ってなにが入ってるの？」購入したわたしがリストと中身を紹介します。

 こんにちは、みちのくです。

地震や台風などの自然災害にくわえ、いまはいつどんな非常事態が起きるかわからない時代ですよね。

そこでわたしみちのくも「非常用持ち出し袋」、買いました。

まよった末にわたしが購入したのはこちら↓

リンク

『防災防犯ダイレクト』という会社から販売されている「地震対策30点避難セット」という商品です。

今回「1人用セット」を購入。

では「非常用持ち出し袋ってどんなものが入ってるのか知りたい！」というかたに向けて、

こちらの「地震対策30点避難セット」の中身を一つ一つご紹介していきたいと思います。

｢地震対策30点避難セット」中身をぜんぶ出してみた！

このような箱に入って送られてきました。

ダンボール箱の側面にしっかりと商品名「地震対策30点避難セット」と書かれています（いつも見慣れたAmazonの箱じゃなかった）

注文したのはAmazonですが、販売元も出荷元も『防災防犯ダイレクト』だからかもしれません。

ダンボールを開けた状態がこちら

緩衝材がなく、ピッタリとちょうどの大きさです（カッターで商品を傷つけてしまわないように注意してくださいね）

リュックを開いて、中に入っているものをぜんぶ広げてみました。

こんな感じです。

｢地震対策30点避難セット」の中身リスト

「地震対策30点避難セット」の中身30点のリストはこうなっています。

1. 非常持ち出し袋
2. 保存水（×４）
3. 缶詰ソフトパン（×３）
4. 非常用給水袋
5. アルミブランケット
6. 三角巾
7. 緊急用ホイッスル
8. 軍手
9. レジャーシート
10. カイロ（×２）
11. 加熱袋
12. 発熱剤
13. 非常用簡易トイレ（×３）
14. 救急セット
15. マスク
16. ガムテープ
17. ドライシャンプー
18. マルチツール
19. アルコール除菌ジェル
20. 乾電池４本セット
21. エアまくら（４点セット内）
22. 耳栓（４点セット内）
23. アイマスク（４点セット内）
24. スリッパ（４点セット内）
25. 歯ブラシ
26. ウェットボディタオル
27. レインコート
28. 緊急連絡シート
29. ソーラー多機能ラジオライト
30. 防災アドバイス

では、いちばん上から順番に紹介していきますね。

【1】非常持ち出し袋

まずはいちばん外側。バッグです。

シンプルなデザインのリュックサック。色が白なので暗いところでも見つけられそうです。

立てた状態がこちら

自立します。

ファスナーを開けたところです。

まだスペースに余裕があるので、足りないものを追加で入れられそうです。

背面はこうなっています。

キズ防止のため？の薄紙がはさんでありました。

斜め側面から見た図です。

上部に持ち手がついています。

持ち手の両端のきいろい部分は蓄光材になっていて、暗いところで光ります。

ほかにも2ヵ所、反射材がついています。

ここと↓（前面）

ここです↓（背面）

【2】保存水（×４）

500mLのペットボトルに入ったお水が４本。

ちょっと分かりづらいですが、賞味期限が「2028,04,18」と印字されています。

注文してわが家に届いたのが2022年7月中旬だったので、５年と9ヶ月保存がきくということですね（すごいっ！）

これなら、定期的に入れかえる必要がありません。

ズボラなわたしにはぴったり(笑)

【3】缶詰ソフトパン（×３）

つぎは缶詰のパンです。味は3種類。

左から「オレンジ」「黒糖」「プレーン」です。

大きさはこれぐらい

こちらもお水と同じく、長期保存がききます。

賞味期限「2027,11」となっています。

缶の底の画像です。

購入した時点から５年4ヶ月の保存期間。

【4】非常用給水袋

厚手のビニール製の給水バッグです。３L入ります。

サイズはこちら↓

手に持った写真はこうなっています。

ビニール製なので使わないときは折りたたむことができてかさばらないのがメリット…なんですが…

ただ、水を入れたときに自立はしません（残念）

【5】アルミブランケット

小さくたためて片手で持てるアルミのブランケットです。

サイズは約140cm×220cm。

その名のとおり、ふつうのブランケット（毛布）とおなじ大きさがあります。

でもふつうの毛布よりちょっと長さがありますね（そのほうが安心）

アルミなので、寒いときでもふつうの毛布に比べて、体温を逃さず保温することができます。

【6】三角巾

応急処置にいろいろ使える三角巾。

サイズはこちらです。

以前、地域の防災訓練で使い方を教えてもらいましたがわたくしみちのく、忘れています(汗)

わたしは使い方をあらかじめ勉強しておく必要がありそうです😅

【7】緊急用ホイッスル

むかし上映された、豪華客船のパニック映画の中で、ヒロインがこれを吹いて命が助かりましたね。あれです（ご存知ないかたはすみません💦）

とても小さくて軽いので邪魔になりません。

首から下げられるように紐も付属しています。

そしてこちら、ロケット式になっていて、中にIDカードを入れておく事ができるんです。

付属されているIDカードがこちら

これを丸めてロケットに入れておきます。

もちろん、必要事項をすべて記入することをお忘れなく😉

【8】軍手

滑り止めつきの軍手が一双入っています。

【9】レジャーシート

サイズは100cm×100cm。正方形のレジャーシートです。

おとな1人が座って、ちょこっと荷物が置けるぐらいの大きさです（横になるのは難しいですね）

【10】カイロ（×２）

エステー化学の貼らないタイプのカイロが２個。

こちらも長期保存がききます。５年保存OK。

助かりますね。

【11】加熱袋

この袋に発熱剤を入れて、缶詰や真空パックのごはん、レトルト食品などを温めることができます。日本製。

使用方法の写真がこちら

【12】発熱剤

こちらが発熱剤。これも日本製です。

有効期限が「2028,03」となっています。購入したのが2022年7月なので、こちらも5年以上の長期保管が可能なんですね。

上で紹介した加熱袋にこの発熱剤と食品を入れて、一定量の水を注ぐと水が沸騰してお湯になり、温められるようになっています。

ガスも電気も使えない、でもあったかいものが食べたい…というとき、こういうものがあるとうれしいですね💖

⚠でもこちらの商品、やけどや発火などの危険もともなう商品ですので、使い方にはじゅうぶんお気をつけください。

【13】非常用簡易トイレ（×３）

水が出なくてトイレを流せないとき、便器にセットして使える非常用簡易トイレ。

抗菌性凝固剤と処理袋（黒）、持ち運び袋（白）が各３個ずつ入っています。

日本製です。

【14】救急セット

コンパクトなポーチに入った救急セットです（赤い色がかわいい💖）

中身がこちら

左上から時計回りに

1. ガーゼ（7.5cm×7.5cm）２枚
2. 三角巾（96cm×96cm×136cm）不織布です。
3. ゴムベルト（2.5cm×45cm）すみません、何に使うのか分かりません。
4. 包帯（5cm×4.5m）
5. ガーゼを固定するための紙テープ
6. 安全ピン10本
7. ミニはさみ
8. プラスチックのピンセット
9. 綿棒10本
10. 救急ばんそうこう10枚
11. 消毒用アルコールパッド　5cm四方のパックに入ったもの10個（外国製）

【15】マスク

プリーツタイプのマスクが１枚です。

もう少し枚数がほしいですね。

４、５枚は入れておいたほうがいいかも。

【16】ガムテープ

布製のガムテープが１本入っています。

いわゆる布テープ？綿テープ？

【17】ドライシャンプー

水がなくても頭皮と髪を清潔にできるドライシャンプー。

頭皮にスプレーしてもみ込んだあと、タオルでふき取るだけ。洗い流す必要がありません。

内容量は150mL。「資生堂」製です。

【18】マルチツール

スリムでコンパクトなマルチツール。

ひとつでいろいろな役目をこなしてくれる道具です。

道具の種類はぜんぶで９種類。

1. マイナスドライバー
2. キーリング
3. コルク抜き
4. 栓抜き
5. 缶切り
6. はさみ
7. ナイフ
8. プラスドライバー
9. やすり

これは便利ですね。

【19】アルコール除菌ジェル

昔からある日本の洗剤メーカー「サラヤ」のアルコール除菌ジェルです。

40mLとちょっと小ぶりですが、これぐらいのほうが重くなくていいかもしれません。

【20】乾電池４本セット

アルカリ乾電池４本セット。単4です。

【21】エアまくら（４点セット内）

このように小さな袋に4点入っています。

説明書がこちら

袋から出して並べてみました。

※袋に書かれている文字は、わかりやすくするために当ブログ内で編集したもので、実際の袋には何も書かれていません。

膨らませたエアまくらがこちら↓

ななめ横から見たところです。

【22】耳栓（４点セット内）

スポンジのような、発泡スチロールのような素材の耳栓がひとつ。

【23】アイマスク（４点セット内）

【24】スリッパ（４点セット内）

非常用の携帯スリッパということで、かなり薄いです。

履いてみました。

【25】歯ブラシ

小さな歯磨き粉とセットになった歯ブラシ。

ホテルとかに備え付けてある、あのタイプですね。

歯磨き粉は数回分は使えそうです。

【26】ウェットボディタオル

水のないところでも体を拭いて清潔にすることができる、不織布のボディタオル。日本製です。

超ロングサイズなので、これ１枚で全身が拭けるようです。

サイズ：約90cm×30cm

こちらもうれしい長期保存対応。「製造日より5年間保存対応」と書いてあります。

袋に書いてあった製造年月日（らしき数字）は「220203」なので、おそらく2027年2月3日まで保存できるということかと思います。

※すみません、はっきりと「製造年月日」とは書かれていないので…💦

【27】レインコート

ポリエチレン製の、ポケットサイズのレインコートです。

【28】緊急連絡シート

もし自分に何かあったときに、自分の身元を証明してくれる緊急連絡シート。大きさはA５サイズ（A４の半分の大きさ）です。

【29】ソーラー多機能ラジオライト

その名のとおり、いろいろな機能がついた”おりこう”ラジオです。

ソーラー多機能ラジオライト5000の機能

• AM/FMラジオ（ワイドFM対応）
• LEDライト
• 3色切替読書灯
• 5000mAh大容量バッテリー搭載
• スマートフォンやタブレットへの充電　※充電ケーブル別売
• ソーラーパネル充電
• 手回しハンドル充電
• USB Type-C 端子充電
• 乾電池対応（単4電池×3本）　※乾電池別売
• 生活防水（防水レベル　IPX３）
• 3.5mm端子イヤホン対応　※イヤホン別売
• サイレン/SOSライト（赤色点滅）
• バッテリー残量表示
• 過充電・過放電防止機能

すごいですよね⁉

ほんとうにたくさんの機能が付いているので、使い方をきちんと調べておかないと使いこなせないかも💦（わたしの場合）

手に持った感じはこんな感じ。小型です。

LEDライトです。

販売元は「有限会社防災防犯ダイレクト」となっていますが、製造元は不明です。もしかしたら製造元も同じ？

【30】防災アドバイス

そして最後、30番目は「防災アドバイス」です。

こちらも「緊急連絡シート」と同じくA５サイズです。

｢防災アドバイス」の裏は、この「地震対策30点避難セット」の取扱説明書になっています。

｢地震対策30点避難セット」の「うーん…」と思うところ

ほとんど言うところがないんですが、あえて言うとすれば以下の点でしょうか。

1. リュックのファスナーにフラップが付いていないので、開閉時（とくに閉めるとき）にやりづらい。
2. 非常用給水袋が、水を入れたときに自立しない。
3. 緊急用ホイッスルの表面に貼ってあるシールが一部はがれていた。
4. 爪切りが入っていない。

①このリュックのファスナーは「止水ファスナー」なので、その効果を高めるため、あえてフラップをつけていないのかもしれません。

②非常用給水袋の注意書きには…

｢この製品は水を保存する袋ではありません。水を入れた状態での保管は避けて下さい」

…とはっきりと書かれています。

ですからこの商品は、ほんとうに一時的に水を保管するためのものらしいです。それならべつに、自立しなくても問題ないですね（だってすぐに空にするなら）

でも３Lでは足りないので、これとは別に水の保管バッグをもう少し用意しておいたほうがいいかもしれません。

③ホイッスルの表面に巻きつけてあるシールが剥がれていました。

でも、ホイッスルのラベルのはがれに関しては逆の発想で、『だったら自分だけのオリジナルのシールを貼ればいいんじゃない？』と考えました。

そうすれば、紛失したり他の人にまちがえられたり、というリスクを減らせるんじゃないかな？と。

④わたし的には、爪切りは入っていてほしかったです。でもまあ、自分のお気に入りの爪切りを「救急セット」のポーチに追加で入れておけばすむことですね。

｢地震対策30点避難セット」の良い（すごい）と思うところ

• リュックは、水を通さず、燃えにくく、熱にも強く、そして汚れが付着しにくい素材を使用。
• 大手企業や官公庁でも多数採用（被災地で活用された実績あり）
• 被災者の声をもとに防災士が厳選した防災グッズ
• 長期保存がきくものが多く含まれている（缶詰パン、飲料水、非常用カイロ、ウェットボディタオルなど）
• 缶詰パンや飲料水などの消耗品は、単体でも販売されている。　
• ラジオがほんとうに多機能

上記の中でもとくに、「長期保存がきくものが多い」というのはわたしにとってありがたい点です。

ズボラで面倒くさがりで、おまけに忘れっぽいときているので(笑)、ひんぱんに中身を入れ替えなきゃならないとなるとちょっと…💦

ですから「長期保存がきくものが多い」というところが、いちばん気に入っている点です。

あと、大手企業や官公庁でも多数採用されているというのも、安心感がありますね（←信頼と実績）

まとめ：「地震対策30点避難セット」を買ってよかった！

以上が「地震対策30点避難セット」の30点すべての紹介となります。

この「地震対策30点避難セット」は、何かあったときに「とりあえずこれだけ持って逃げれば大丈夫！」というコンセプトの商品だと思います。

なぜなら、おそらくすぐに使いたい必要最低限のものがほとんど揃っているから。

｢もしものとき」なんて来ないほうがいいに決まってるけど、でももし万が一来たとしても、『とりあえず、これを持って逃げればなんとかなる』という安心感があります（わたしの場合）

お値段は少し高めですが、でもそれだけの価値があるとわたしは思います。

｢安心感をお金で手に入れた」と考えています。

我が家では、ためしに１つ買ってみて『これなら良さそう』と感じたので、夫と息子のぶんも買い足しました。

使う日が来ないことを祈りつつ。

もし、「非常用持ち出し袋の購入を考えてるけど、どれにしたらいいかわかんない💦」と迷っているなら……

みちのく

とりあえずこの「地震対策30点避難セット」を買っておけばいいんじゃないかな、と個人的には思います。
 

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この記事をお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。