ついに、子猫たちの里親探しが始まりました。
でもなかなか見つからず焦りはじめたころ、
三男の遠い知り合いの人がもしかしたらトライアルしてくれるかも…という希望の光が見えました。ところが・・・
誰でもいいわけじゃない
三男に頼んでぜひお試しで預かってほしいと申し出ると、「またこちらから連絡します」という返事が返ってきました。
でも、一週間経っても10日たっても、連絡がありません。
さすがにしびれを切らしたわたしは、ある決心をしました。
それは、保護猫団体の「譲渡会」への参加です。
でも実は猫マスター(姉)に里親探しの話を切りだされたときに、こう言われていたんです。
そのことばを思い出し、確かにそれもいいかもしれない、とも考えました。
ただこうやってじーっと返事を待ってるよりは、早くもらい手が見つかるかもしれない、と。
でも、それはやめました。
だって、『もらってくれる人なら誰でもいい!』っていうわけではないんです😤
厄介払いをするみたいにとりあえず誰でもいいから、何でもいいから、もらってくれる人がいたらあげればいいや、とは考えていませんでした。
やっぱりどうせあげるなら、ちゃんとかわいがってくれる人にあげたいと思うのが人情じゃないですか。
でもその人が本当に信用できる人なのかどうかを見極める自信が、わたしにはありません。
そこで、譲渡会への参加を決心したというわけです。
譲渡会参加の申し込み
保護猫団体が里親希望者におこなうチェックは厳しい、というのは知っていました。
だからこそ今回、その保護猫団体の譲渡会に参加しようと思ったのです。
そういった方たちは、きっとこれまでにたくさんの里親希望者さんを見て、話も聞いて、
『この人なら大丈夫!』とか『うーん、この人はちょっと…』・・・という経験をいっぱいしてきてるはず。
だからわたしみたいな素人とはちがって、「里親適任者」を見分けるいわば“プロ”です。
だったらきっと、自分で探すよりは、安心して子猫を託せる人を見つけてくれるに違いない!😤
・・・と意気込み(笑)、ちょっとドキドキしながら申し込みました。
インターネットのホームページから申し込みをすると、すぐに登録したアドレス宛にメールが。
そして何度かやりとりをしたあと、約3週間後に譲渡会デビューすることが決まりました\(^o^)/
ホームページ上でも写真と紹介文を載せて募集をかけてくださるとのことで・・・
息子経由のトライアルの行方は?
保護猫団体に譲渡会参加の申し込みをしてから数日後、なんと!!三男から例の希望者さんからの伝言がありました。
『子猫を預かってみたいです』と。
え〜っ、もう諦めてたのに〜・・・💦
たしかその時点で、最初の申し出から半月以上経っていたと思います。
それでも、せっかくトライアルしたいと言ってくださってるなら、と思い、三男をとおして話を進めてもらいました。
ですが何しろ、お互いの意向が相手に伝わるまでに時間がかかるのです!
なぜなら話が伝わる経路が・・・
わたし→三男→三男の友人→三男の友人の友人→三男の友人の友人の知り合い
と、こうなっていたからです。ややこしくてすみません(汗)
話をわかりやすくするために、
- 仮に三男の友人を「Aさん」
- 三男の友人の友人を「Bさん」
- 三男の友人の友人の知り合いを「Cさん」とします。
子猫をほしがっていたのはもちろんCさんです。
もう一度、話が伝わっていく経路を表すと・・・
- わたし→三男→Aさん→Bさん→Cさん
- Cさん→Bさん→Aさん→三男→わたし
と、わたしとCさんとの間に3人の人がいて、その3人を通して伝言ゲームのようにして双方の意向が伝えられたんです。
だから、めっちゃ時間がかかる‼️😣
理由はなぜかわからないのですが、わたしが三男に頼んで「連絡先を教えてほしい」と何度か伝えてもらっても、
Aさんの連絡先も
Bさんの連絡先も
Cさんの連絡先も
三男の友人Aさんは教えてくれませんでした💦
その理由はいまだに謎です(笑)
ですからわたしは誰とも直接やり取りすることもできず、やきもきしながら半月以上を過ごしたわけです(泣)
そして、あきらめた頃に連絡が😮
でもそこからは話がトントン拍子に進み、ついにトライアルしてもらえることになりました。
で・・・あしたはトライアルだ~!というその日に、なぜかAさんが三男を通じてCさんの連絡先を教えてくれたのです。
???・・・となりました。
三男にきくと、『細かい点を双方で話し合ってください』ということだそうで(もっと早くそうしてほしかったよ~~😭)
ま、それは置いといて・・・
『はい、はい、どうもありがとう~』ということで・・・
電話番号を教えてもらえたので、早速ショートメールを送らせていただきました。
するとすぐに返信がきて、電話で直接話すことに。
Cさんは最初に、
「子猫を預からせてほしいと言っておきながら、こんなにも長くお待たせしてしまって申し訳ありませんでした」
・・・と謝ってくださいました。
いい方でした~😊
Cさんは返事が遅くなった理由や、いま飼っている猫ちゃんのことなど、いろいろと話してくださいました。
そして和気あいあいと話が進んで、
「じゃあ、あしたのことですけど・・・」
「そうですね」
となったとき・・・
お互いに「???」となる事態が💦
なんと!双方の希望する条件がかみ合っていないことが判明したのです!
やはり「伝言ゲーム」状態だったので(笑)、きちんとお互いの意向が伝わっていなかったようです😭
で、結果的には・・・
「今回はご縁がなかったということで・・・」と断られてしまいました~😱
最初に申し出をいただいてから、ちょうど3週間後のことでした。
3週間まえに戻りたいよ~~~!(T_T)
いよいよ譲渡会デビュー!
いったんはトライアルしてもらえることになったものの最終的には断られてしまい、打ちのめされたわたしでしたが、
いつまでも落ち込んではいられないっ!😤
気持ちを切り替えて、
「譲渡会デビュー」だ~!
トライアルがボツになってから9日後が譲渡会の日でした。
午後1時からということでしたが、二匹の子猫をつれて少し早めに夫と会場へ。
この、譲渡会に参加させる子をどの子にするか、つまりどの子をうちの子として残すかという点で、
実は最後まで家族ですったもんだがあったのです(笑)
そのころまだ実家にいた次男は「桜子」がいいと言い、三男は「大」がいいと言い、わたしはといえば「梅子」を残したかったので。
夫はこのバトルには参戦していませんでした(笑)どの子でもいいと。
で、最終的にでた答えは・・・「大」を残すというものでした。
理由は、わたしが、甘えん坊さんがほしかったから。
インターネットでいろいろ調べると、どうも男の子のほうが女の子よりも甘えん坊になることが多いらしい・・・
どうせ家族にするなら、ツンデレちゃんよりは、わかりやすい甘えん坊さんのほうがいいな・・・
それに、女の子は神経質な子が多いっていうし・・・
もちろん個体差はあると思いますが、そんなこんなで「大」に決まりました。
三男も「絶対に大がいい!」と言っていましたし(次男には悪かったけど😅)
こうして正式に、
「大」がうちの子に決定~!です。
というわけで、譲渡会に参加するのは桜子と梅子です。
到着して挨拶をすませ、必要書類を書いて説明を受けました。
すると、「保護主さんには退場いただいているんですよ😊」というお言葉。
なんかよくわからないけど、その方が話がスムーズに進むらしいです。
それで夫とわたしはいったん帰宅することに。
夫と二人でハラハラ・ドキドキしながら時間を過ごし、譲渡会が終わる時間に合わせて再び会場に行きました。
すると・・・
桜子も梅子もそれぞれに、ほしいという方が現れたそうです。
そこでベテランのスタッフさんが面談をした結果・・・
どちらも今ひとつ安心して猫を譲れる飼育環境ではなかったようで、
「お断りしました」とのことでした。
ガーン!
私と夫ががっかりしているのを見てスタッフさんが、
「きょうはまだ初回だから大丈夫ですよ。根気よく参加してればそのうちきっと見つかりますよ」
と慰めてくださいましたが・・・
帰りの車の中がどんよりとした空気につつまれたのは言うまでもありません☁(笑)・・・(続く)
この記事をお読みいただき、ありがとうございました。
【うちの猫「大」の道のりパート6】里親探し編③に続きます。
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【うちの猫「大」の道のりパート6】里親探し編③絶望…だけどあきらめない! - アラカン、ゆるくがんばる
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