アラカン、ゆるくがんばる

アラカン(around還暦)のみちのくが、猫のことや日々の暮らしの中で感じたことをつづる雑記ブログです。

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【うちの猫「大」の道のりパート8】その後の「大」とみちのくの決断

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桜子と梅子が無事、みちのく家から巣立っていきました。

 

里親を探し始めてから約3ヶ月が経っていました

 

長かったです。わたしにとってはとても。

 

一度はあきらめた「桜子と梅子りょうほうを里子に出す」という希望がかなってホッとしたものの...... 

 

一方で、ひとり残された「大」のことが心配でした

 

この記事では、「大」のその後について書きます。

 

 

「大」に変化が・・・

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大の変化は、桜子と梅子がいなくなったその日から現れました。

 

大に現れた変化とは...... 

 

  • 情緒不安定でおちつきがなく、ずーっとわたしたちの顔を見ている。
  • 家族みんなに、ものすごく甘える。
  • 猫じゃらしで遊んであげると、狂ったように、ムキになって遊ぶ。
  • 今までやらなかったいたずらをするようになった。

 

「情緒不安定」

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桜子と梅子がいたときは、ごはんを食べるとき以外はだいたい、三匹そろってまったりと寝て過ごしていました。

 

それが桜子と梅子がいなくなってからの大は、ほとんど寝ないのです!

 

落ちつきがなく、いつも起きていて、じーっとわたしたちの顔を見ています

 

じーっとです💦

 

何かを訴えていたのかもしれません。

 

ねえ、桜子と梅子はどこへ行ったの?
ねえ、いつ帰ってくるの?
 
「大」

 

そう言っていたのかなぁ...... 切ない😢

 

「甘え」

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三匹いっしょにいたとき、大はそれほど甘えてくる子ではありませんでした

 

三匹の中でいちばんの甘えん坊さんは梅子で、もうベッタベタでしたが、大はそういう子ではなかったのです。

 

いつもどっしり構えていてクール、そんな子でした(まだ子猫なのに😅)

 

その大が、ひとりぼっちになった途端、やたらと甘えてくるように

 

ずーっとわたしたちの方を見ていて、常に「だっこ!だっこ!」とせがんできました。

 

その変わりように、ちょっとびっくり😳

 

「遊び方」

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先ほども言ったように、大はあまり感情を表に出す子ではありませんでした

 

それは遊ぶときにも言えることで、野生の本能むき出しでわれを忘れて遊ぶタイプではなく、

 

あとの二匹、特に梅子(←天真爛漫w)がパワー全開で遊んでる様子をちょっと離れたところから見守っている、という感じだったんです。

 

...... が、

 

桜子と梅子がいなくなってからの大は違いました。

 

猫じゃらしで遊んであげると、

 

狂ったように

ムキになって

大暴れして遊びました。

 

いままでと打って変わって全力で遊ぶ大。まるで人(猫)が変わったようw

 

わたしにはそれが、寂しさを紛らわそうとしてやけになって遊んでいるように見えて、なんだか健気で泣きそうになりました。

 

みちのく
人間の都合でひとりぼっちにしちゃってごめんね、大。
 

 

本当のところ(大の気持ち)はどうなのか、分かりませんけれども...... 

 

「いたずら」

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桜子と梅子が巣立ってから2日後の朝、“事件”は起きました。

 

ケージに取りつけてある給水器をじっと見つめていた大。

 

その大が、数秒後にとんでもないことをやってくれたのです‼

 

給水器についているプラスチックのお皿に手を突っこんで、その手でグイッ、グイッと水を外へかき出した~ッ😱

 

あ~、絵心があったらその図を描きたいんだけど、ムリ!残念⤵⤵⤵

 

どんな図か、なんとなく想像いただけるでしょうか?

 

もう、あたりいちめん水浸しです!!💦

 

いままで誰も、桜子も梅子も、もちろん大もそんなことをやったことは一度もありませんでした

 

一時的なものかと思いましたが、ところがどっこい(笑)、一度おぼえた楽しい遊びはもう~、やめられません😅

 

目の前に水が入ったトレーがある限り、トレーが空になるまでやり続けます(はぁ~😥)

 

しかたがないので、水受けトレーがないタイプの給水器に変えました。いまもそうです。

そして考えた末に・・・

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そんな、大に現れたいくつかの変化を見ているうちに、わたしは大が不憫でたまらなくなりました

 

とくに遊び方に関する変化は、毎日見ていて辛かった。

 

みちのく
こんなことなら、桜子か梅子どっちかをうちに残せばよかった…(涙)
 

 

大に起きたいろいろな変化を見て、わたしはとてもシンプルなことに気づきました。

 

それは「人間は猫の代わりにはなれない」ということ。しごく当然のことなんですけど(笑)

 

人間はどんなにがんばっても、

 

  • 猫といっしょに階段をダーッと駆け上がれない
  • 追いかけっこをしても追いつけない
  • 狭いところにいっしょに入れない
  • 高いところにいっしょにヒョイッと登れない

 

だから、

 

やっぱり猫の遊び相手は「猫」じゃないと務まらないということを、わたしは痛感したのです。

 

それで出した答えは...... 

 

大の遊び相手として新たにもう一匹、猫を迎え入れるということ

 

そのときの経済状態では「一匹が精いっぱい」という理由で、さんざん苦労してやっと桜子と梅子二匹を里子に出したのに、

 

結局またもう一匹飼うの?...... と自分でも思いましたが、大があまりにも寂しそうなので(わたしにはそう見えたので)...... はい、決心しました。

 

あと二匹はムリだけど、あと一匹ぐらいならなんとかなるでしょ!って。

 

幸い、夫と息子たちからの反対もなく・・・(続く)

 

 

※「大」のお話はこれで完結できるかと思っていたのですが、またまた長くなりすぎたので2つに分けることにしました。パート9に続きます。

 

もし興味がありましたら、パート9もお読みいただけると嬉しいです。

 

【「大」の道のりパート9】はこちらです🔽

michinoku-r.com

 

この記事をお読みいただき、ありがとうございました。